目の痛み

目の痛みは、症状によって、いろいろな痛み方があります。
●ゴロゴロした痛み(異物感がある)
 逆さまつげ(睫毛内反)などのまつげの異常、角膜に傷がついていたり、実際に異物が入っていてもゴロゴロします。結膜炎の時は、まぶたの裏がザラザラしてしまい角膜を擦るため、異物感があります。
●触ると痛む(圧痛)
 まぶたを触ってどこか一か所が痛い場合、麦粒腫(ものもらい)であると考えられます。
●頭痛を伴う目の痛み
 眼精疲労により頭痛が引き起こされる事は、言うまでもありません。急性緑内障(発作)では、頭痛、吐き気を伴って目が痛みます。

目の充血

目の充血には、結膜の炎症(結膜炎)による「結膜充血」と、
ぶどう膜炎や急性緑内障(発作)などの眼球の中の病気による「毛様充血」があります。
●結膜充血
鮮紅色で、白目(眼球結膜)は周辺部が特に赤くなり、まぶたの裏(眼瞼結膜)も充血します。
結膜充血なら、目ヤニや涙を伴いますが、毛様充血では、涙は出ても目ヤニは出ません。
●毛様充血
紫紅色で、白目は黒目(角膜)の周りが赤く、まぶたの裏は赤みがないのが特徴です。


涙が出る

涙は常に目の表面を覆って保護していますが、涙が目の外へあふれて出ることを「流涙」(りゅうるい)といいます。
目の中に異物が入ったり、結膜炎や角膜炎など目に炎症が起こっている時に、その刺激で涙が出るようになります。

また、涙の分泌が多くなくても、涙があふれることがあります。
涙は、まぶたの上のほうにある「涙腺」と、まぶたの裏の「副涙腺」から分泌され、
目の表面を潤して、目頭の涙点から涙のうに入り、鼻涙管を通って鼻に排出されます。
この排出路が詰まって、涙のうに感染を起こす病気が涙のう炎で、涙が逆流して目からあふれます。

鼻涙管が先天的に詰まっている場合(先天鼻涙管閉塞)もありますし、大人では鼻の病気がある人に
よく見られます。涙が鼻の方に流れていくには、目の周りの眼輪筋の働きが重要ですが、
加齢とともに筋肉の緊張が低下し、涙っぽくなる人もいます。


目やにが出る

目ヤニ(眼脂)は目からの分泌物で、目ヤニが増える病気といえば、結膜炎です。
結膜炎は、細菌性、ウイルス性、アレルギー性などさまざまな原因で、結膜に炎症が起こるものです。
また、涙のう炎のときには、涙のうにたまった膿(うみ)が逆流して出てきて、目ヤニのように見えます。


目がかゆい

目のかゆみは、アレルギー性結膜炎の特徴的な症状です。
最も多いのは花粉症ですが、アトピー性皮膚炎の人などに起こる春季カタルでも、強いかゆみが起こります。
まぶたのかゆみは、眼瞼炎の代表的な症状で、細菌やウイルス感染、化粧品や薬品によるアレルギー、
湿疹などが原因で起こります。


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